エアコンのチカラ💪「エネルギー消費効率」?

エアコンのチカラ(能力)💪は大きい!

エアコンは必要とする消費電力に対して、発揮する冷房能力、暖房能力がかなり大きいです。どのくらいスゴイかと言うと、凡そ消費電力 1kWに対して、冷暖房の能力が 5kWと、4~5倍の大きなチカラ(能力)を持っています!!


冷暖房器具の省エネ性能 「COP」と「APF」

エネルギー消費効率「COP」
エアコンのカタログなどを見ると、COP(Coefficient of Parformance)という数値が記載されています。これは、必要な消費電力に対して、冷暖房能力をどれだけの倍率で得られるか「COP」と呼ばれる数値で表しています。つまり数値が大きいほど高効率なエアコンと言うことになります。

たとえば、消費電力 1kWに対して、冷暖房能力 5kWなら「COP 5.0」と表現しています。

最近のエアコンでは、COPが 5.0を超える高い数値を示しているものが多くなっています。
一般的な業務用のマルチエアコンでは COP 3.0~3.5 程度、ビル空調などで使われるエアハンドリングユニット方式のセントラル空調システムでは COP 2.0~2.5 程度の低い数値になります。さらに電気ヒーターを使用した暖房では 1kWの消費電力で 1kWの熱量を発生させる事しか出来ないので COPは 1.0! つまり電気代がかかると感じているエアコンは、電気ヒーターの暖房と比較したら 4~5倍もの高効率と言うことになります。
エアコン、実はとてもエネルギー効率の高い省エネな暖房器具なのです。

通年エネルギー消費効率「APF」
もう一つの APF(Annual Performance Factor)と呼ばれる数値は、 JIS C9612 に基づいた一定の条件での値で、消費電力 1kW当たりの冷暖房能力を表したものです。定められた条件下で、エアコンが 1年間でどれだけ電力を消費したのかを「期間消費電力量」として算出します。そして、冷暖房能力総和(エアコンが 1年で使用するエネルギー/固定値)を期間消費電力量で割って算出した数値が APF です。エアコンの省エネルギー性能を効率で表した数値なので、この値も大きいほど、省エネ性能が高いということになります。

「ヒートポンプ」については ”エアコンの「ヒートポンプ」と言う仕組み?” を参照願います。
また、エアコンの「インバーター」制御については ”エアコンのコントロール「インバーター」制御?” を参照願います。


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